イベント / 完成住宅見学会、構造見学会、モデルハウス見学など

令和元年8月4日(日)横浜市金沢区H邸完成見学会

このお宅は、施主さんご家族をLO-CO HUTの1号棟と言える辻堂I邸にご案内し、ご主人がサーファーであるI邸の間取りやインテリア、暮らしぶりを見て、こんな家がほしかったんだと、大変共感されたところからスタートしました。
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間取りは、玄関を開けるといきなり広い土間とリビングが仕切りなく広がり、全開口のサッシで庭ともつながるI邸の間取りをベースに、収納はある程度ほしい、個室はお子さんが大きいので3部屋ほしいなど、施主さんのご希望に合わせてアレンジしています。
また、この敷地は北側に斜面が下り、連なる山々の緑を見下せる大変すばらしい立地条件にあり、その環境を最大限に活かしたいというところから、窓の配置やお風呂の配置、2階北側ホールに設けたスタディーコーナーのご提案を行っています。
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延床は30坪ですが、間仕切りを減らす、吹抜けで上下をつなげる、視線の抜けつくるといった工夫で、絶対にそれ以上の広さを感じることと思います。
内装は板張りをメインにするところは、I邸と同じですが、縦張り・横張りの張り分けや木材を変え、土間に配置した階段をアイアンから木製に変えたことで、だいぶ雰囲気が違う空間に仕上がりました。
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2階は、吹抜けにつながるホールと3部屋に仕切りましたが間仕切りは天井まで立ち上げないで、途中で止めています。通常は、「部屋は完全に仕切らないとプライバシーが・・・」と却下されることが多いのですが、それがいいですよとすぐに採用になりました。
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メリットとしては、通風といった機能面もありますが、登り梁の屋根の形状全体がどの部屋からも見えるので、一つ屋根の下という一体感と、個室にいながらもそれぞれの気配を感じながら暮らせるという安心感にあると思っています。
個室の内装は、珪藻土の塗り壁で、淡い緑色です。木部との相性が良く、窓からのぞく緑とも調和して、とてもいい感じです。全部板張りだと単調な感じにもなるので、バランスのいい使い分けだと思います。
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あとは施主さんの好みで、トイレと洗面にアクセントで少し強めの色を使っていますので何色になっているかお楽しみにしてください。

外観は、ガルバリウム鋼板の深い緑色に白いサッシ枠でモダンなイメージに、屋根の庇はしっかりと出して、軒裏等の木部がアクセントになっています。
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このお宅ができあがっても自分たちは、完成したという気があまりしていません。
「クリエイティブに暮らしを育てる」LO-CO HUTのマインドは、I邸からつながっていて、これからどんな風に変わっていくのだろうかと、そのワクワク感でいっぱいです。この家は、まさにこれから始まるところです。
みなさんも今までの神奈川エコハウスの家とはちょっと違うLO-CO HUTマインドあふれるこのお宅を、ぜひご見学ください。
https://www.k-ecohouse.co.jp/event/reserve.html

(LO-COシリーズには「湘南LO-CO」と「LO-CO HUT」2つのシリーズがあり、厳密には、このお宅は「LO-CO HUT」のマインドを持った「湘南LO-CO」という位置づけにあります。防火認定の種別が違っています。詳細については見学会で、わかりやすくご説明いたします。)

アースファクトリー事業部 高橋

10月20日(日)横浜市旭区T邸 完成見学会のみどころ

10月20日(日)横浜市旭区で完成見学会が開催されるLO-COシリーズのお宅の見どころをご紹介します。
(13日は、台風の影響で来られない方もいらっしゃいましたので、20日も追加開催となりました。)
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「敷地面積の割に、こんなに庭がとれるの?」
 見どころの1つ目は建物配置。
敷地面積は40坪弱、接道幅約7mに対して、奥行きが19m程度とかなり縦長な敷地形状です。敷地に対して、30坪タイプの湘南LO-COを縦長に配置していますが、道路側(北側)に駐車場を道路と直交方向に配置し、玄関までのアプローチも石張りで、前庭と呼べるようなゆとりのスペースになっています。また、建物南側にも、ウッドフェンスに囲われた比較的広いスペースがあり、施主さんがこれからガーデンニングなどを楽しむことができます。
LO-COシリーズは、外枠の形状が決まっているので、敷地の中にうまく配置できるか、土地選びの段階がとても重要です。
うまく配置できると敷地を無駄なく活用できますが、斜線の高さ制限など平面図(敷地図)だけではわからない点もあるので、そこは土地選びの段階で私たちにご相談ください。
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「延床面積30坪の割に、室内が広々してない?収納が多くない?」
 見どころの2つ目は、間取りと空間の広がり。
1層が15坪の総二階建て、延床面積30坪ですが、施主さんが重視したLDKの広がりを感じることができると思います。そこは、間取りと開口の取り方、リビング階段に小さな吹抜けを絡めた縦方向の広がりなど、様々な要素を考えながら設計しています。
また、収納もしっかり取りたいという要望に応え、玄関脇の土間収納、キッチン横のパントリー、洗面横のウォークインクローゼット、3帖のロフト収納など、使い勝手も良い位置に無駄なく収納が取られています。
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さらに、1階にはご主人の書斎兼奥様の趣味のスペースとして、3帖の個室を玄関の脇に設けています。LDKから独立させることができるけれども、離れすぎない、しかも玄関から直接出入りができる使い勝手のよい位置に配置されています。
また、LO-COシリーズでは、登り梁構造の屋根形状をそのまま現しとするので、2階は特に天井が高く感じます。平面図では同じ広さの空間でも、その空間に実際に立った時の印象はかなり違いがでるものです。
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全体的な印象として、面積の割に広いと感じていただけると思います。
あまり大きく造らないということは、庭が広く取れる、建築費用が抑えらる、光熱費も安くなる、環境への負荷が減るなど、みんなにとっていいことばかりです。

「このベンチの下のものは何?、床のスリットは何?」
 見どころの3つ目は、床下エアコンという新しい暖房方式。
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最近、断熱性能を重視する工務店で取入れられる事例が増えているのが、床下エアコン。当社でも3件の事例があります。基本的には床下空間に暖気を送り込み床下全体を温めることで、床暖房ほど高温ではありませんが程よく床が温まります。床暖房ですとパネルのあるところとないところでかなり温度差ができたり、コスト的に廊下やトイレなど全体を温めることが難しいのですが、全体を程よくというところが優れている点になります。
また、床の一部に床下とつながるスリットを設けて、直接暖気を室内に送り込むルートも確保するので、暖房の効果も高まります。
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この床下エアコンは、専用のシステムと市販品のエアコンを使う場合と2つのケースがありますが、今回は市販の壁掛けエアコンを採用しているので、床暖房に比べてコストも抑えられます。
いいことばかりのようですが、基本的な断熱性能・気密性能がかなり高くないと、熱が逃げて効果がありません。また、あまり建物が大きくなると床下で温度差ができて端の方ではあたたまらないなど、いろいろ問題がでてくる可能性もあります。ここにも大きすぎないことのメリットがあります。
こちらの建物では、断熱性能がHEAT20という基準のG2(UA値=0.46)以下になっているので、かなり断熱性能はよく、当社の得意とする外張り断熱なので、気密もしっかりとれています。
ご興味のある方は、床下エアコンにも、ぜひ注目ください。
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今回は外構工事も植栽以外は終わった状態での完成見学会となります。
外構の雰囲気も含めてご見学いただけますので、ぜひ、お越しください。

アースファクトリー事業部 高橋

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創業から46年の実績。自然素材を使った健康住宅で地域に根ざす工務店
藤沢 鎌倉 茅ヶ崎 湘南 神奈川
新築もリノベーションも、注文住宅の木の家は神奈川エコハウスにご相談ください
木造住宅/和モダン/自然派健康住宅/外張り断熱/LO-CO HUT/湘南LO-CO

12月1日 オーナー住居訪問ツアー(LO-CO編)

「育てる暮らしを見に行こう!」
本社からミニバスで、LO-COシリーズ2軒のオーナー宅を見学するツアーです。
12月1日(日)13:30~16:30

LO-COシリーズのテーマは、「自分たちでアレンジしながら暮らしを育て、豊かにしていこう!」ということ。
そこで大切なのは、家族のつながり、そのためは空間的なつながりも大切です。
今回のご覧いただく2軒のお宅は、大きめの吹抜けを設け、吹抜けが住まいの核となっています。
ごく普通の家では体験できない豊かさをご体感ください。
また、大きな吹抜けって暑くないの、寒くないのということも気になります。
その辺の住み心地も、ぜひオーナーさんにご確認ください。


13:25 本社集合
13:30 本社出発

13:50~14:40 鎌倉市I邸(湘南LO-CO)
湘南LO-CO 延床面積31.5坪タイプ 築2年のお宅です。
4.5帖の大き目の吹抜けがポイントです。2階の建具を開くと1、2階はつながり、まさに一つの空間になります。
現在は対面式キッチンが主流となりつつありますが、壁付けキッチンでスペースを無駄なく使い、1階にも個室を確保しています。
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15:10~16:00 藤沢市I邸(LO-CO HUT)
LO-CO HUT 延床面積27坪タイプ 築1年半のお宅です。
玄関ドアを開けると、大きな土間と大きな吹抜け、全開口のサッシを開けると南側の庭も住まいと一体の空間に。
オーナーさんの様々なDIYにより、大きくアレンジされた姿もお楽しみください。
また、このお宅では床下エアコンを採用していますので、寒ければそのシステムを体感できます。
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